1.書類提出の過程
すべての必要書類が揃うと、代理人であるプランナーさんが最終チェックをして、結婚式を行う地区の管轄の行政機関に書類を提出してくれました。
私達は、コペンハーゲンから車で1時間半ほどのLolland島のMaribo cityという場所で結婚式をあげたので、Lolland島に提出してくれたようです。
すべての書類は、デジタルで提出、保管されており、私達やプランナーさんが原本の提出を求められたりすることはありませんでした。コロナが流行り始めてからも、デンマークはデジタル社会が進んでいると聞いたことがありましたが、『こういうことか!』と実感しました。
提出しなければいけない書類は、比較的少ないのですが、私の戸籍謄本の公文書及び私文書のアポスティーユ認証に一番時間がかかりました。約10日間かかりました。こちらも、データでの提出で問題ないので、認証をもらったらすぐにPDFにてデータを送ってもらうようにお願いし、そのデータを提出しました。
月曜日にすべてを提出しましたが、書類審査が終わり、いわゆる結婚許可証が発行されるのに長くて1週間かかると言われました。しかし、水曜日に連絡があり、『すべての書類は問題ないと判断されたけれど、署名が気に入らないらしい。やり直して!』と言われました。
通常、追加資料の提出を求められたりすると、提出した日から1週間かかるそうで、至急やらなければ、私達の結婚式に間に合わない!と言われました。
ここで1日中不安にかられましたが、なんとか乗り切り、2人分の書類の署名を再提出できました。
2.不備はなんだったのか?
私達カップルは、同じ場所にいませんでした。
しかし、提出しなければ行けない書類には、1ページに2人の署名が必要なものでした。
【私が署名→スキャン→彼に送る→彼が印刷して署名→スキャン→提出】
ここで、私達の署名がデジタルで、本当に書いていると思えない、という理由で再提出を求められたのです。
そこで、解決案として『それぞれの署名のファイルを1つずつ提出する』というものになりました。
私は私の署名したものをスキャンして提出し、彼は彼が署名したものを提出。これで事なきをえました。
3.結婚許可を取得
2度めの書類提出後も、今度は問題なく、1週間かからずに受理されました。
受理されてからは、家庭裁判所から結婚式を行うことを許可するレターが送られ、それを受け取って4ヶ月以内に結婚式をすれば、結婚証明書〜marrige certificateを取得できるということらしいです。
私達は問題なくすぐに結婚式を行えましたが、中には様々な理由で書類が受理されない場合や、4ヶ月以内に結婚できないカップルもいるようです。その場合は、すべての書類をはじめから準備し直すそうです。
海外では、日本で育ってきた自分の中にはなかった不測の事態が起こることが多くあります。
そもそも、結婚に関わる全てがオンラインで、デジタルでなんていうのは、今までの経験上まずありません。初めてのことばかりで、戸惑いもありましたが、無事にすべてが終わると自信に繋がります。
絶対に諦めずに、Planを変えて挑戦し続ければ、いつか自分の役に立つはずです。
今日はここまで、ありがとうございました。
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