留学していた時に出会ったカナダ人の彼と、4年半お付き合いをしてきました。
そして、私が留学から帰ってきてからは、3年間の遠距離恋愛。
精神的、経済的に”お互い”の準備が整い、6月末に彼と一緒に生活するために日本でのキャリアに一区切りを付け、前職であった大学での助教の職を辞めました。
しかし、予想外の新型コロナウィルスの世界的なパンデミックで、私は2020年7月から、日本での無職生活がスタートしました。
今考えると、学業、就業、留学となかなか休まることのなかった私にとってその期間は、自由にリラックスできた期間、となったのですが、期間中は、カナダの国境が開くのか、毎月末の発表を待つばかりでした。
月末になると、ソワソワして何も手につかなくなったりして、当時はかなりストレスのたまる3ヶ月でもありました。
というのも、カナダは『6月末までは国境は開けませんよ』という発表を春からしていました。なので、私が退職する時期になったらきっと開くだろうという希望があったのです。
しかし、6月末に入ってみると、世界の情勢は更に悪化していました。
そこから、1ヶ月ごとにカナダ国籍・カナダ永住権保持者およびその近親者(immediate family member)のみの入国が許可され、それ以外には鎖国状態でした。
そんな月末の発表が3回目だった、8月末、さらに9月末までの鎖国延長が発表されました。
そんな時に、彼から『カナダも日本も入国が許可されている国で結婚をしよう!』と提案されました。
この、immediate family memberというのは、カナダ国籍・カナダ永住権保持者の配偶者が含まれれるため、配偶者になればカナダに入国できる!ということでした。
候補地は、すでに国境を開放し始めていた欧州(EU圏)でした。イギリス、フランス、スペインなどについて調べてみましたが、
・入国後の14日間の自己隔離が必須
・結婚する少なくても一方(または両方)がその国に滞在していなければいけない
・コロナの蔓延が心配
など、私は無職ですが、彼は働いている身なので取れる休みに限りがある中で、難しい壁が立ちはだかりました。
そこで、彼が見つけたのがデンマークでの結婚でした。
デンマークは、欧州のラスベガスと呼ばれる国で、私達のようなデンマークに居住していないカップルでも、最低限の必要書類で結婚式をあげ、”結婚証明書:marrige certificate”が取得できるということを知りました。
そこからは、プランナーさんを探し、最短で式をあげられる日程を聞き、必要な書類を準備し...
と怒涛の日々でした。
すべての公的書類が日本語で書かれている私たち達日本人は、外国機関に何かを提出するときはほぼ必ず、英語またはその国の言語で翻訳された証明書とともにそれを提出する必要があります。
私の書類準備に時間がかかり、私がデンマークに飛び立つ1週間前まで、結婚できるかどうか分かりませんでした!!ひやひやしながら生活していました。
こんな形で、私達のデンマークの結婚が決まりました。
今回は、ここまでで。またお読みいただければ幸いです!
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